水廻りリフォーム

システムキッチン

いわゆるセパレートタイプのキッチンを変える場合、ほとんどがシステムキッチンを取付けます。
各キッチンメーカーのバリエーションも数多く有り、素材、機能、色調、予算等の希望に応じて決める事になります。
素材では、掃除がしやすく、耐火性の有るホーロー製の人気が高く、機能面ではガスコンロからIHクッキングヒーターへ移行しつつあります。
(掃除の手間、安全面等から)

ユニットバス

既存の浴室がタイル(モルタル)仕様の場合とユニットバスである場合とで掛る手間、費用が変わってきます。
特にタイルの浴室からユニットバスに変えた場合、格段に暖かくなります。
最近のユニットバスは断熱性が良くなっており、床も冷たく感じにくく、乾きの早い物が普及しています。
又0.75坪タイプの物から1坪タイプの物へ変更することも多くなってきました。同じ0.75坪タイプでも、壁を薄くしたりして広く使える物もあります。

洗面台

以前は2ハンドルの物(お湯と水を別々に出すタイプ)が多かったのですが、現在はシングルレバーで洗髪シャワー付のタイプがほとんどです。
値段的には3万円台から10万円以上する物までバリエーションが豊富です。
値段の安い物の中には、洗面下扉の防水加工が不十分で、水はね等が原因で表面の合板が膨れてくる場合があり、要注意です。
おすすめは、洗面ボール・扉共にホーロー製で、水栓が壁付になっている手入れのしやすいタイプです。横幅は75cmが一般的です。

トイレ

これも多種多様なタイプが販売されていますが、大きく次の3つに分類できます。

A.組合わせ便器

昔からある一般的な物ですが、節水型になっており、10年ぐらい前の便器と比べると水の使用量は40%程で済みます。フチの裏が無くなり、洗浄も1ヶ所から渦巻状に流れます。 手入れも簡単になり、タイマー節電等も付いています。
組合わせであるが故に、洗浄便座は、機能・値段をいろいろ選べます。

B.洗浄便座一体型便器

機能的には(a)の組合わせ便器とそれほど変わりませんが、デザインがすっきりしており、手入れはさらにしやすくなっています。
難点は、洗浄装置を交換する時にタンクも併せて変える場合もあるという点です。

C.タンクレス洗浄便座一体型便器

(b)をさらに進化させた形で、コンパクトにまとまり超節水型になっています。
手洗いが付いていないので、必要な場合は別に設ける事になります。

A B C いずれにも、現状の床をこわさないで施工できるタイプがあります。
(メーカーにより、リモデル、リトイレ等の名称を付けています)
又、陶器を使わず、有機ガラス系の新素材で「全自動おそうじトイレ」と銘を打って発売されましたが、定期的に洗剤を補充しなければならず、形も少し変わっており、使い勝手などは改良の余地がありそうです。

ボイラー交換

一般的な、灯油を使用する給湯用のボイラーには、セミ貯湯タイプと直圧タイプがあります。 セミ貯湯タイプは、価格の安い点が魅力で、1ヶ所のみ使用する場合は、このタイプで十分です。 直圧タイプは、給湯の圧力が高いので同時に2ヶ所(キッチンと浴室など)使用する場合はこちらの方がおすすめです。 壁掛タイプの物もあり、場所をとらず空きスペースを有効利用できます。 又、熱量的に余裕のある40,000キロカロリータイプがおすすめです。 その他に追い焚き機能が付いていたり、暖房用に使う専用のタイプ等があります。

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